初日は単騎戦で活路を見出す

　3月4日から大垣競輪場で開設70周年記念「水都大垣杯」GⅢが開催される。今シリーズはS班3名を中心に全日本選抜組が多数参戦して、豪華な顔ぶれ。伊東GⅢ、別府F1を連続優勝して好調を維持する山口拳矢（岐阜・117期）は地元のエースとして初日特選に出走する。
　
　前検日のインタビューで山口は「地元だからってレース直前までは特別緊張することもないのでリラックスできている。（地元記念に向けては）連続で優勝できていて、いい流れで来れたと思います。とりあえず決勝に乗らないとって思ってきたので頑張りたいですね」と意気込みを語ってくれた。

　初日は山口を含めて単騎が3人の超細切れ戦となり「単騎なので巧く考えて走れればいいですね。この時期の大垣は風が強めですけど、段々気温が上がってきているのでバンク自体は軽くなっているので走りやすいと思う」と地の利を生かして、虎視眈々と難戦を攻略する構え。

　初日特選の12レースは16時35分発走予定。S班3名を相手にした山口の俊敏な立ち回りには目が離せなさそうだ。

• 選手詳細データ

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  山口拳矢 選手岐阜・117期