他地区に付くのは2回目

　12月3日から取手競輪場でＦⅠ「レジェンドカップ」が開催される。冠名の通り、数々の実績を残したレーサーが全国から集結した。Ｓ級の初日特選12Ｒに名を連ねた吉澤純平（茨城・101期）は、熟考の末に深谷知広を目標に指名。燃える地元戦で好スタートを目指す。

　初日特選は関東１人のメンバー構成。自分で組み立てることも視野に入れたが、師匠の武田豊樹や山下渡からのアドバイスを受け、深谷に付けることを決めた。「年齢を重ねて自分の立ち位置もあるので。深谷君とは対戦している方が多いけど、どういう走りをするのか掴みたい」と決意を語る。他地区に付くのは今回が２回目。大川剛（青森・121期）の番手を回った時以来だといい、「僕はもう自在選手なので」と徹底先行から戦法チェンジした現在の脚質も、深谷の番手を回る理由の一つになった。

　前回の競輪祭では②②⑥③②着と、白星こそなかったが抜群の安定感を見せた。「流れも良かったですから。調子自体も良かった」と振り返る。中7日で迎える今シリーズは「疲れを抜きつつ軽めに練習した」。顔色も良く、状態面に不安はなさそうだった。

　初日特選を制して勢いに乗れるか。「地元戦なので優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

• 選手詳細データ

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  吉澤純平 選手茨城・101期