決勝は関東勢が分かれて3分戦

　12月3日に松戸競輪場でFIナイターシリーズの2日目が開催された。11RにはS級準決勝が行われて、中釜章成（大阪・113期）が登場。新鋭の森田一郎－諸橋愛の関東両者もおり、一筋縄でいかないメンバー構成ではあったが、しっかり中団をキープし鋭いまくりで森田の先行を一蹴。後続を5車身突き放す圧巻の走りを披露した。

　「メンバーがハードだったけど、だいたいこんな感じになるかなと、思っていた展開にはなった。周りもしっかり見えていた。とりあえず格清（洋介）さんは突っ張る予定だったし、そこもイメージ通り。（中団を取ってからは）諸橋（愛）さんのブロックがきついのでもらわないように行った。もっと早めに行ければ横関（裕樹）さんと決まったかもっしれないけど、森田君もダッシュがあるし合されてもしょうがないので。前検日から自転車との一体感がなくて、浮いているような感じがあった。いつもならもっと体が沈むんですけど。でも今日は遅れることもなかったし、初日よりはマシ。決勝はしっかり上積みを作って走れるように」

　決勝は4車優出した関東勢が分かれて3分戦に。単騎戦となる中釜だが、自慢のスピードを発揮すれば激戦断ちも十分にありそうだ。

• 選手詳細データ

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  中釜章成 選手大阪・113期