競輪祭目指す野口諭実可が好発進 ~川崎競輪~

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野口諭実可
G1出場へ向けて勝負駆けだ
日野未来を撃破

 川崎競輪ナイターガールズF1は、7月29日(月)に初日が行われた。ガールズケイリン6レースは、野口諭実可(大分・102期)がそつのない立ち回りで快勝。好発進を決めた。

 スタートを取った野口は、日野未来のカマシに最終ホーム過ぎに飛び付いて2番手のポジションを確保。鋭く追い込んで1着をつかんだ。

 「スタートは日野さんの後ろを狙ってたんですけど、それだと警戒されてしまうし、自分で前から自在に動こうと思ったんです。日野さんのダッシュがすごくて、飛び付いた時に口が空いたけど、やった方じゃないかな。川崎は、自分の中では日本一直線が長いと思ってるんで、差せるかなと思って追い込みました」

 今年の前半は体調が整わず、競走間隔が詰まって練習期間を確保できなかったこともあり、なかなか調子を上げられずにいた。それがここに来て復調。目標とするG1出場に向けて、ここからは結果を残さなければならない。

 「競走が空いた時に、しっかり乗り込んで、ウエイトも多めにやって、そこから調子が戻りました。今のままじゃ競輪祭に出られないんで、(先行期間の)8月が終わるまでに、あと2回くらい優勝しないといけないんです」

 地元地区でのG1にはなんとしても出たい。どん欲に勝利を求めていく。

熊谷洋祐記者

2024年7月29日 21時22分

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