板根茜弥が涙の初優勝 ~立川競輪場~

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板根茜弥
感動の優勝者インタビュー

 12月8日、立川競輪場で行われた『L級ガールズ決勝戦』においてホームバンクの板根茜弥が初優勝を飾った。
 1番車の最内枠を得た板根は、周回中は前から4番手の位置取りから進め、打鐘で細田愛未の後位に潜り込む。細田と長澤彩がお互いを意識し合うと、小坂知子がカマして先制。細田と長澤が2番手の位置で併走になるが、外併走の長澤が最終バックから仕掛け、板根はその後ろに切り替えてゴール前で差し切る。
 優勝後に行われた勝利者インタビューでは、開口一番に「しゃべれません」と大号泣し、喜びを体全体で表現。「(決勝は)心を入れ替えて頑張りました。地元に久々に呼ばれて、優勝の恩返しができてめっちゃ嬉しい。ありがとうございました」と集まった地元ファンに喜びの気持ちと感謝を述べた。勝利者インタビューを終えて、敢闘門に戻ると、地元選手、ガールズ選手らから胴上げされてお祝いムードに包まれた。

小山裕哉記者

2019年12月8日 14時54分

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