令和元年最後の記念覇者は!? ~伊東温泉競輪場~

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渡邉雄太
地元記念連覇を目指す
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三谷竜生
GP王者の光輝くユニフォームを纏う
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村上義弘
ファンを魅了する熱き男
クリスマスイヴ決戦は見どころ満載

 令和元年12月24日(火)、伊東温泉けいりん開設69周年『椿賞争奪戦』の決勝戦が行われる。ラインは以下の4分戦になり細切れ戦となった。
近畿①三谷竜生-⑨村上義弘-⑤渡辺十夢

南関②渡邉雄太ー⑦中村浩士

四国③原田研太朗-④池田憲昭

中部⑥伊藤裕貴-⑧吉村和之

 地元からただ一人、決勝に進出した渡邉雄太は「準決は気持ちを入れていたけど、何もできなかったし、(簗田に)申し訳ないことをした。(連覇を)狙って頑張りたい。流れの中で位置取りだけはしっかりとしたい」。多くを語ることはなかったが、静かなる闘志を燃やして地元記念連覇を目指す。
 
 今節でS班のユニフォームを脱ぐ近畿の2人にも注目が集まる。

 昨年のGP王者・三谷竜生は「(今年は)グランプリに出れていないので納得はしていない。今年は後半戦になって動けるようになってきたけど、悔しさはある。今年の最終戦をしっかり走って、来年はグランプリに乗れるように」と来年を見据え、どんな走りを見せてくれるのか、期待感が高まる。

 熱い走りでファンを魅了する村上義弘は、この一年、様々な思いを抱いて戦っていた。「グランプリユニフォームは衣装だと感じているが、そこに、見るファンの期待や、責任を果たすことがこの1年できなかった。脱ぐべくして脱ぐけど、また、着るべくして着たい。昨年は静岡のグランプリで落車して凄く残念だった。今年も静岡県で終えるので、自分を新たに奮い立たせる動機づけで、こじつけてはいるけど、昨年ゴールできなかった分も、納得するレースを最後にしたい」と今年最後のレースに臨む思いを丁寧に語ってくれた。

小山裕哉記者

2019年12月23日 19時00分

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