児玉碧衣が史上初のGGP連覇を達成!! ~立川競輪場~

photo-7716
児玉碧衣
表彰式で賞金ボードを掲げる
photo-7717
児玉碧衣
表彰式を終えて敢闘門に引き揚げてきて小さくガッツポーズ
photo-7718
児玉碧衣
仲間に祝福されて胴上げされる
〝手の届かない存在〟を目指してさらなる飛躍を誓う

 12月28日(土)に立川競輪場を舞台に行われた『ガールズケイリングランプリ2019』で児玉碧衣(福岡・108期)が世界で戦う同門の小林優香(福岡・106期)を見事に破り、史上初のグランプリ連覇を達成した。
 初手の位置取りで失敗した児玉碧衣は6番手からの組み立てに。赤板を迎えても誰も動こうとせず、隊列は一本棒のまま打鐘を迎える。3番手に位置した梅川風子が徐々に車間を空けて何度も後方の状況を確認していると、奥井迪がピッチを上げてそのまま主導権。最終ホームで佐藤水菜を掬った児玉が最終2コーナーからまくり出ると、3番手の位置から仕掛けた梅川と4番手の位置から踏み込む小林でまくり合戦に。最終3コーナーで石井寛子と梅川が接触して両名が落車するアクシデントもあったが、大外を乗り越えた児玉が後続を2車身離してゴール線を駆け抜けた。
 「本当は3番手か4番手の位置が欲しかったけど、失敗してどうしようかなって。(最終ホームで)水菜ちゃんが内を空けたので掬って。優香さんの番手に入れた。あとは優香さんよりも先に仕掛けたいと思って、乗り越えられたので。締めたつもりはなかったけど(審議対象に上がり)ヤバいと思いました。でも、なんとかセーフで良かった。(来年の目標は)3連覇です!大きいレースも全部優勝するつもりで、グランプリも3連覇。今年は31日までオフにしてまた1日から3月のコレクションを目指して。また新人も出て来るので、手の届かない存在になれるように」

細川和輝記者

2019年12月28日 17時28分

開催情報

ページトップへ