齋木翔多が意地のまくりで特別昇班! ~松阪競輪場~

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齋木翔多
1月1日からの取手シリーズの前検日検査を終えてポーズを決める様子
2度目のチャンスをモノに

 1月25日(土)に松阪競輪場で行われたF2ミッドナイトシリーズのチャレンジ決勝で齋木翔多(115期・静岡)が完全V。1月1日から3日の取手F2、1月7日から10日の奈良F2と続けた連勝を途切れさせることなく9連勝を達成しA級2班に特別昇級を決めた。
 
 齋木翔多は昨年10月の函館F2、玉野F2と完全優勝を達成したが続く11月の宇都宮決勝で3着に敗れてしまい特別昇班を逃しているが、2度目の特別昇級チャレンジとなった今シリーズは同期の山本修平(115期・東京)や勝谷勝治(115期・三重)、昨年11月の豊橋決勝で敗れている前川大輔(113期・福島)を見事に封じて優勝を掴み取った。
  
 レースは初手で後ろ攻めとなった齋木翔多は赤板で押さえて出たが、勝谷勝治が打鐘で叩いて先頭に。3番手の位置に山本修平、5番手の位置に前川大輔が追い上げて齋木翔多は再び6番手の位置に置かれる。最終バックから仕掛けた山本修平が勝谷勝治をまくり切り、前川大輔がさらにまくって4角で先頭に立ったが、前川を追い掛ける形からまくり上げた齋木翔多が1/2車輪差で捕らえた。
 

細川和輝記者

2020年1月26日 12時57分

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