松坂洋平が3度目のGⅢV ~小倉競輪場~

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松坂洋平
ガッツポーズで写真撮影に応える
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1着でゴール線を駆け抜ける2番車の松坂洋平選手
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トロフィーを持ち笑顔の松坂洋平選手と児玉碧衣選手
弟の松坂侑亮と同日優勝

 2月16(日)に小倉競輪場で行われた『第2回小倉濱田翁カップ』G3の決勝戦で松坂洋平(89期・神奈川)が3度目のGⅢ優勝を飾り、同日小田原競輪場で優勝した弟の松坂侑亮(115期)と兄弟同日優勝を達成した。

 レースは単騎の金子哲大がスタートを取り、後ろに南関勢で愛媛勢、中国勢の順。赤板で後ろ攻めの取鳥雄吾が上昇し前受けの金子哲大を押さえると、佐々木豪が打鐘で叩いて主導権を掴む。松坂洋平は佐々木ラインを追い打鐘過ぎに内に降りて3番手。佐々木は最終ホーム手前で一気にペースアップし、後方に置かれた取鳥は仕掛けられず。ようやく最終バック手前で金子哲大が仕掛けるも前団は遠く、2センターから踏み込んだ松坂が前二人を一気に抜き去り3度目のGⅢ優勝を飾った。

 レース終了後、松坂は「ライン4車だったので緩んだら叩くつもりでいました。すんなり3番手を取れたので脚は溜まっていました。久し振りにGⅢで優勝できて嬉しいですね。(弟の松坂侑亮選手も小田原競輪で優勝したことを告げると)ほんとですか?良かったです。自分も負けないように頑張りたいですね。これからはもっと上のクラスで戦えるように頑張りたい」と兄弟同日優勝を喜び、今後の抱負を語ってくれた。
 
 また11レースに行われたガールズケイリンでは児玉碧衣が女王の貫禄を見せて完全Vを達成し「みんな強いんでちょっと自分がどんな動きをしたかは覚えていないくらいですね。次は西武園で、3月に福井でガールズコレクションがあるのでそこに向けて徐々に仕上げていきたい」と喜ぶのもつかの間、先を見据えて次のプランを語ってくれた。

 なお今シリーズ三日間の売り上げは36億6038万9千2百円で、目標の35億円を大きく達成した。

及位然斗記者

2020年2月16日 17時47分

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