三ツ井武が106日振りに復帰! ~京王閣競輪場~

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三ッ井武
自転車の検査を終えて写真撮影に応じる
失明危機を乗り越え復活

 3月10日から京王閣競輪場で開催されるF1ナイター『ケイドリームス杯』で三ツ井武選手(神奈川・96期)が失明の危機を乗り越えて106日振りに実戦に復帰。予選メインの10R・6番車で登場する。
 「元々、白内障で網膜剝離にもなった後に色々と手術をしたら左目の視力が不安定な状態になってしまい、失明の一歩手前ぐらいまでいった」と一時は視力低下で左目から光を失う恐れもあった。しかし、「2月の手術がうまくいった。リスクの高い手術で賭けの部分もあったけど、うまくいった」と見事視力が回復。「辛かったですね。4ヵ月ぐらい見えないし、痛かったですから」と振り返る。
「自転車には室内で目を瞑りながら負担がかからない程度に乗っていた」とできる限りのトレーニングを積み復帰戦を迎える。「走れるようになったのは良かった。引退した親父(勉・45期)の分まで頑張ります」と走れる喜びを噛み締めて、ここから新たな一歩を踏み出す。

池端航一記者

2020年3月9日 16時00分

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