115期の新鋭5名が激突 ~小倉競輪場~

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磯島成介
今度こそ勝ち切る
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古賀勝大
主導権は譲らない
注目のチャレンジ決勝戦

 小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪は3月17日に最終日が行われる。115期の新鋭6名が参戦した注目の3日間シリーズ。16日の準決勝は5レースで宮崎大空(115期)が大敗を喫したが、磯島成介(115期)、古賀勝大(115期)、鈴木薫(115)、福田滉(115期)、蒋野将太(115期)の5名は順当に勝ち上がった。同期のライバル対決を制するのは果たして誰か。7レースの決勝戦で火花を散らす。

 磯島成介は1月久留米から3場所連続の準優勝。いずれも決勝は同期の選手に敗れている。
 「ツメが甘いと周りからも言われています。今回の2日間も反省のレース内容だけど、感触はいいです。同期に負けないように、完全優勝を狙って、しっかり自力を出します」
 北日本はひとりだが、準決勝でマークした鈴木浩(82期)に再度、任されたことでラインができたのは大きい。小倉のミッドナイトは昨年12月開催で完全優勝を飾っている。当地連覇へ集中力を高めて挑む。

 古賀勝大は2日間、先行逃げ切りの強い内容で完全Vに王手をかけた。
 「しっかり逃げ切れているのはいいですね。小倉はすごい走りやくて出し切れるんですけど、そのぶんしんどいですね。状態はいいです」
 徹底先行のスタイルは崩さない。1月西武園ミッドナイト以来、通算2度目の優勝を狙う。

 同期ラインを組むのは鈴木薫と福田滉だ。前を任された鈴木は3.92のギアを初投入している。
 「直前の練習で初めてこのギアを使って問題なかったので、今回は室内ドームだから試してみました。まだ慣れてないところがありますね。でも、せっかく前回から連勝できているので、しっかり優勝を狙います」
 前回の大宮から5連勝中。この決勝戦で勝つことができれば、次走の高松モーニングは特別昇班をかけたシリーズになる。

笠原裕明記者

2020年3月17日 16時23分

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