スーパールーキー・寺崎浩平が2場所連続V ~佐世保競輪場~

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寺崎浩平
ダイヤモンドの原石が眩い光を放ち始めた
デビュー以来8場所全て優勝

 4月30日(木)に最終日を迎えた佐世保ナイターFⅠで、スーパールーキー・寺崎浩平(福井・117期)がS級2場所目も優勝を飾り、デビューからの連続優勝記録を「8」に伸ばした。ここまでの通算成績は8場所で1着23回、3着1回と驚異的な数字。競輪界初の早期卒業者、エリートの称号であるゴールデンキャップの看板に偽りはなかった。

 レースは打鐘前に三登誉哲(広島・100期)がハナに立つと、中団に河合佑弥(東京・113期)が入り寺崎は7番手へ。三登がハイペースで飛ばし、河合は車間を空けて寺崎だけを警戒する厳しい展開だったが、最終2コーナーから満を持してまくりを放つと、番手の松川高大(熊本・94期)を千切り、3コーナー過ぎには先まくりを放つ河合も飲み込む。最後は4コーナーから山降ろしを使ってさらに車が伸び、先行する中国勢も捕えてVゴールを駆け抜けた。

堀江鉄二記者

2020年4月30日 23時00分

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