チャレンジミッドナイトが本日開幕 ~佐世保競輪場~

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南蓮
連続完全優勝を目指す
勢い加速の南蓮が主役

 115期の精鋭がそろったが、快速・南蓮がシリーズリーダーか。4月奈良ミッドナイトで野上竜らをまくりで下して通算6V目をゲットと順調そのものだ。タイミングを逃さないカマシ、まくりで他を圧倒しよう。
 だが、地元の阪本和也に、追加参戦となった宮崎大空の九州コンビにも意地がある。器用な阪本、出切れば掛かり強靭な宮崎は連係がなくても、それぞれ有力なV候補となる。
 ここまで5V、勝率60%の鈴木涼介も負けていない。踏み出してからの加速が強烈で、ここも一撃をお見舞いするか。
 徹底先行で売る寺沼拓摩、土田武志の関東勢も上り調子で侮れない。

 中心視した南は、4月奈良ミッドナイトで完全優勝。正月開催を制した後、話題の早期卒業者の寺崎浩平や、後に特班した同期の武田亮と立て続けに対戦したことが響いて今年2V目がやや遠かったが、今年から使っている新フレームもマッチして24戦して18勝、2着4回と文句なしの戦績だ。3月小倉ミッドナイトで11秒0の上がりタイムを叩き出したトップスピードの高さはすでにS級レベルと言って過言ではない。“すんなりまくれているレースが多いけど、決勝で同期と当たった時に結果が残せていない。かなり不完全燃焼です”と話していただけに、同期対決を制した奈良での優勝で勢いが加速しそう。決まり手の7割がまくりだが、以前にも増して自信を持って攻め切っている印象だし、“最近はラインを意識して走るようにしている”と早仕掛けも辞さない。流れに乗っていければ、再びそろった同期勢を圧倒しよう。

権田浩一記者

2020年5月18日 12時58分

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