全プロ記念競輪SPR賞結果速報 ~豊橋競輪~

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松浦悠士
表彰式でトロフィーを掲げてガッツポーズ
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松浦悠士
表彰式を終えてウィニングラン
盟友をリードした松浦悠士が一気

 豊橋競輪場を舞台に行われている全プロ記念競輪は5月31日に最終日が行われ、清水裕友(山口・105期)の仕掛けに乗った松浦悠士(広島・98期)がスーパープロピストレーサー賞(12R)を制した。
 レースは、赤板で切った平原康多を打鐘で清水裕友が叩いて先行態勢に入る。中国勢を追い掛けようとした村上博幸(京都・86期)と諸橋愛(新潟・79期)が絡んで最終ホームで諸橋が落車するアクシデント。平原の番手は村上博幸に掬われてしまい4番手へと車を下げる。清水の番手で車間を切った松浦が後方からまくり上げる菅田壱道、合わせて踏み込む平原の気配を感じながら2センターから車を外に持ち出し直線で抜け出した。

 「本当は前が良かったんですけどね。前を取って引いて巻き返す方が裕友の持ち味も出せるので。裕友の仕掛けがちょっと早くなってしまったし平原さんもジャンで踏んでいたので隙を与えないようにだけ考えて。ホーム前に後ろで音がして、自分も気を付けないと掬われると思った。平原さんは脚を使っていましたけど、菅田さんや浅井さんもいるので警戒していたんですけど、いいスピードだったので気配を感じながら踏みました」

 2着には態勢を整えて再び仕掛けた平原が入線した。

 「もう2周から踏みっぱなしできつかったですね。村上さんに掬われちゃったんで。落車もありましたけど、3番手だったらまた違ったんでしょうけど。もう一杯でしたね。無理やり仕掛けたけどあれで精一杯ですね。全日本選抜も2着で今回もまた2着…。でもこの(前回落車している)状態でここまで戦えたので」

 打鐘から駆けた清水は4コーナーで力尽きて7着に沈んだ。
 「ジャンで平原さんに結構踏まれてきつかったですね。突っ張るんかな、飛びつきなんかなってビビりました。昨日はよかったけど、今日はイマイチでしたね。セッティングとシューズをもう少し煮詰めたい。今までのシューズなら最後にもうひと踏みできるけど、新しいやつはガツンと踏まんとダメかもしれない」



【結果】
1着 7番 松浦悠士(広島・98期)
2着 3番 平原康多(埼玉・87期)
3着 8番 木暮安由(群馬・92期)
【払戻金】
2車単 
7-3
1,440円
3連単
7-3-8
33,830円

熊谷洋祐記者

2020年5月31日 16時45分

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