不屈の精神で復活 ~川崎競輪場~

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法月成祐
神奈川の名マーカー
チャレンジ戦から見事に這い上がる

 7月4日(土)から開催されている川崎F1シリーズに地元の法月成祐(77期)が参戦している。落車のケガにより、S級から一度はチャレンジ戦まで成績を落とすも前期は見事にS級点を確保。今シリーズも連日の2着で決勝進出を決めていた。

 「(来期)S級に戻るのは6~7年振りですかね。ケガをする前はS級1班で上位50人以内に入ってました。復帰してからはチャレンジでその時は65点くらいまで落ちて。持病の腰痛と向き合いながら少しずつ調子を上げて、ようやくここまで来れたという感じですね」

 感慨深けに語る顔には言葉以上に苦労がにじみ出ている。それでも来期のS級を見据えて
 「競輪のスピード自体が上がっているし、何とかそれに対応していきたいしそういう練習もしている。もうチャンスは中々ないと思うので、上がってからは少しでも成績を上げていける所までいきたい。悔いのないように頑張りたいですね」
 
 最終日は8レースのA級決勝戦(20時02分発走)に出場。3日連続、地元同士の巴直也の番手を回るベテランのいぶし銀の走りに要注目だ。
 

及位然斗記者

2020年7月5日 20時19分

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