松本秀之介が初優勝 ~小倉競輪場~

photo-16181
松本秀之介
特別昇班へ連勝街道を突き進む
photo-16182
晝田宗一郎
無傷の3連勝で完全V達成
三宅旬と1着同着

 北九州メディアドーム小倉競輪で7月6日から開催されたミッドナイト競輪は8日に最終日が行われた。チャレンジの決勝戦が8レースに争われ、ルーキーの松本秀之介(熊本・117期)がデビュー初優勝を飾った。
 レースは高井流星(岡山・113期)が後攻めから押さえて主導権を握る。前受けから6番手まで下げて構えた松本はバックからまくり上げると、高井の番手から追い込んだ三宅旬(岡山・80期)と同時にゴール線を駆け抜けた。1着同着とはいえ、完全優勝を決めた松本は冷静に振り返る。
 「同着ですけど優勝できたのは良かったです。道中から脚が重くて、行けるかなっていう不安がありました。2日間に比べたら、車の出もいまいちでした。次はもっとスパッと勝てるようにしたいです」
 次走は7月17日からの玉野ミッドナイトだ。今シリーズ決勝での対戦が叶わなかった久田裕也(徳島・117期)に、兼本将太(熊本・117期)、畝木聖(岡山・117期)と手強い同期のライバルを相手に2場所連続の完全優勝を狙う。

 最終9レースのA級1、2班の決勝戦は打鐘の2センターからスパートした晝田宗一郎(岡山・115期)が力強く逃げ切り、完全優勝を達成した。
 「自分の行けるところから仕掛けました。本郷(雄三)さんの前に出て、(藤井將を)叩けると思ったので、少し休んでからまた踏みました。セッティングをいじって、感じは良かったです」

笠原裕明記者

2020年7月9日 00時53分

開催情報

ページトップへ