藤田剣次が300勝達成 ~小倉競輪場~

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藤田剣次
多くの弟子に支えられ復調一途
シリーズ連勝で決める

 8月4日に開催された小倉ミッドナイト競輪2日目、準決勝9Rで藤田剣次が通算300勝を達成した。
 レースは片山直人の先行に乗ると、本郷雄三のまくりに合わせて番手まくり。「勝ち上がりで取れたんで良かった」と、初日にリーチをかけて、連勝で決めた300勝を喜んだ。今年は年頭に練習中の落車で鎖骨を骨折。6月に復帰してからも大きな着が続いていたが、今期A級に落ちてからはコンスタントに勝ち星を挙げるなど調子を戻していた。
 「一番良かったのは僕には弟子たちが多いから、練習相手になってくれること。それが支えになりました。怪我をしてリハビリみたいな僕の練習にも付き合ってくれたので、それが一番ですね。みんないい子たちばっかりで、感謝してる。デビュー戦も小倉(2000年8月)で優勝できた。節目、節目で小倉を走れて最高ですね」
 もちろん300勝は通過点だ。「(児玉)碧衣に負けないように。もう300勝してるなんて早すぎでしょ」。弟子たちの活躍をモチベーションに、これからも勝ち星を積み上げていく。

音無剛記者

2020年8月5日 03時06分

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