早期追い抜きで2名が同時失格 ~小田原競輪場~

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ルール改正後の同時失格は2度目

 小田原競輪F1シリーズ最終日の10月14日、A級特選の3レースで今井聡(東京・113期)、田中勝仁(千葉・93期)の2人が先頭誘導員の早期追い抜きで失格となった。

 33バンクでレースは早めに動き出す。後ろ攻めから押さえようとした田中を前受けの今井が突っ張って両者とも青板周回のバック手前で先頭誘導員を追い抜いてしまった。突っ張った今井は猪野泰介(山形・111期)を出して3番手、後方まで下げた田中は打鐘前から再度スパート。前団のもつれを今井がまくって1位入線したが、6位入線の田中ともに失格の判定が下った。

 昨年のルール改正以降、誘導員早期追い抜きによる同時失格は今年9月7日取手競輪4レースの伊藤慶太郎(埼玉・107期)と夏目新吾(静岡・103期)が初めてのケースとなり、今回が2度目となる。

笠原裕明記者

2020年10月14日 17時21分

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