地元勢が4車結束!! ~立川競輪場~

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市川健太
地元の支部長が核となり強力ラインを束ねる
地元の牙城を守る

 11月17日(火)に立川競輪ガールズF2は最終日が行われる。A級1、2班の決勝戦では、大挙して勝ち上がった地元勢が4車で結束。浅見隼(東京・115期)を先頭に、支部長の市川健太(東京・82期)が番手回り。その後位を菅谷隆司(東京・96期)、長沼謙太(東京・99期)が固める強力布陣で、一丸となって敵を迎え撃つ。

 4車が勝ち上がった地元勢。並びを決める為の話し合いが行われたが、意外にも時間はかからなかった。初日特選では市川の前で自力で戦った菅谷だが、ここは3番手回りを即決。その経緯を「今回は自分は追加だし、決勝で浅見君が勝ち上がったら市川さんの後ろを回ろうと思っていた。初日の様な競走では市川さんの前は回れないですし、これまで市川さんが自力でやってきた実績を考えればこの並びが自然」と説明した。市川も「後輩達が番手を回って良いと言ってくれたので。浅見君は準決も任せたけど強かった。状態は問題ないしやれることをやりたい」と、真剣な表情で語る。4車の先頭を任された浅見は責任重大だ。「緊張しますね。9月の京王閣決勝で4車ラインの先頭で中途半端な競走をしてしまった。今回は綺麗に決めたいですし、気持ちで負けない様に。やることはやるつもりです」。緊張の面持ちで話したが、出し惜しみはしない構えだ。

 S級点確保へ大立ち回りを見せている亀谷隆一(神奈川・92期)や、大学の先輩後輩で連係する中嶋宣成(長野・113期)、小林申太(茨城・101期)と別線もくせ者ぞろい。激戦必至の決勝戦は16時23分発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切りは発走の5分前を予定しております。

熊谷洋祐記者

2020年11月16日 17時54分

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