決勝戦は熾烈なV争い ~別府競輪場~

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松浦悠士
グランプリへ弾みを付けるか
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中川誠一郎
九州の牙城を守る
北津留翼以外は初日特選と同じ顔ぶれ

 12月5日に別府競輪場で開設70周年記念「オランダ王国友好杯」の準決勝戦が行われ、6日の決勝戦に勝ち進むベストナインが決まった。

注目の並びは以下の通り。
①松浦悠士-⑨小倉竜二
④岩本俊介-③諸橋愛
⑥北津留翼-②中川誠一郎-⑤園田匠
⑦浅井康太(単騎)
⑧古性優作(単騎)

 今シリーズ、唯一のグランプリメンバーである松浦悠士(広島・98期)は3日間を振り返り、
「(最終)バックを取る競走をしっかりできている。ゴールまで踏み切れているし状態も問題ないですね」としっかりと手応えを掴んだ様子。
 グランプリまで最後のレースとなる決勝戦へ向けては
「準決で浅井さんに抜かれたので何かを換えないといけないですね。アップ方法だったり、修正して臨みます」と余念はない。決勝戦も今シリーズ貫いている積極的な自力戦で頂点を狙う。

 九州勢は3車で結束し、福岡勢の間に入る形となった中川誠一郎(熊本・85期)は
「二次予選、準決とラインが頑張ってくれた。準決は何とか(菅原)晃を連れていきたかったんですけどね。決勝戦は番手を回ることになったので、集中して頑張ります」と九州地区のS班として別線に優勝は譲れない。

 初日特選とほぼ同じ顔ぶれとなった決勝戦は輪界を代表する豪脚揃い。激しいスピードバトルが想定される決勝戦は要必見だ。なお発走予定時刻は16時30分。¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

及位然斗記者

2020年12月5日 17時10分

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