谷元奎心が特別昇班 ~松山ナイター~

photo-22920
谷元奎心
高いトップスピードが売り

 1月9日に開催された松山FIIナイター最終日の第10レース・A級チャレンジ決勝で谷元奎心(鹿児島・117期)が完全優勝を果たした。これで谷元は、12月別府FIIミッドナイト、同月小倉FIIミッドナイトに続く3場所連続の完全優勝で、新年早々1月10日付けでA級2班への特別昇班を決めた。

 戦前の予想通り、同期の倉松涼(高知・117期)が最終ホーム手前から先行する展開となった決勝だったが、谷元は前2日とは異なりドッシリまくりには構えず、同時に内をすくって進出して倉松-作田悦章(徳島・92期)の後位を奪い取る。これで勝負あり。あとは冷静に追い込み勝負に持ち込み、2センターから踏み出して前の2人を一気に飲み込んだ。

 “トップスピードには自信がある”と話す谷元。6連勝して最初の特別昇班チャンスをつかんだ11月高知FIIミッドナイトは211着と予選で負けてしまう悔しい結果に終わっていたが、すぐにまた勝ち星を重ねて今度はしっかり結果を出してみせた。チャレンジではスピードを生かしたまくりが大半だった。A級1、2班戦ではどのような走りを見せてくれるか注目される。

権田浩一記者

2021年1月9日 20時24分

開催情報

ページトップへ