地元の稲川翔は1着で準決勝へ ~和歌山競輪場~

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稲川翔
二次予選を終えて笑顔でインタビューに応じた
二次予選では人気に応えて勝利

 岸和田競輪場のリニューアル工事に伴い、今年は和歌山競輪場で開催されている開設71周年記念「岸和田キング争覇戦」。シリーズ2日目の1月10日は、二次予選7個レースが争われた。

 8レースに登場した稲川翔(大阪・90期)は、最終3コーナーでまくってきた小川丈太(徳島・111期)を止めると、最後は逃げる藤井栄二(兵庫・99期)の番手から鋭く伸びて白星をゲット。バンク内で行われた勝利者インタビューでは、笑顔でファンの声援に応えていた。
「ゴール前勝負したかったので、最後は(藤井)栄二頑張れって思いながら踏みました。僕自身は悪天候は嫌いじゃないし、2日間走って不安な点もないです」

 11日の準決勝12レースで寺崎浩平と連係することについては、「名古屋のオールスターの最終日に連係したので、今回が2回目。あの時はお互い不完全燃焼みたいなレースだったから、今回はそういう意味でも良い緊張感で走れると思う」と期待を寄せている。「地元記念なのでもちろん緊張感はありますけど、今回は練習仲間も多いですし、良い雰囲気の中、良い精神状態で走れています。優勝するには決勝に乗らないと権利がないので、準決勝もしっかりと」。地元記念初制覇に向けて、準決勝はさらに集中力を高めて挑む。

岡崎優美記者

2021年1月10日 20時02分

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