防府コンビが初連係 ~大宮競輪場~

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呼吸の合った連係を見せる
阿吽の呼吸で魅せる

 東日本発祥72周年「倉茂記念杯」は明日の16日(土)に準決勝が行われる。ここでは11Rの山口コンビに注目した。

 清水裕友(105期)と久保田泰弘(111期)は中学、高校が一緒で先輩・後輩の間柄。久保田は前検日から「今回の目標は勝ち上がって清水さんと連係することです」と語り、二次予選突破後にも「清水さんと一緒に走りたい」と念願の初連係が実現した。 

 前後の並びは、清水が「自分が前でやるのが自然でしょう」と語れば、久保田は「自分は何もできないので」と、すぐに決まった。久保田の念願が叶った連係だが、清水にとっても久保田の存在は小さいものではないだろう。

 清水は二次予選を走り終えた後に「前のレースで変なやつが勝ったので負けられんと思った。続けて良かった。変なやつってしっかりと書いておいてください」と“先輩の顔”を見せたが、前のレースで久保田が1着突破したことに刺激を受けた様子。「久保田は中学、高校の1個下で中学時代はクラブチームで一緒だった」と付き合いの長い2人が息の合った連係で準決勝突破を目指す。

小山裕哉記者

2021年1月15日 17時34分

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