【速報】ベストナイン出揃う ~松山競輪場~

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松本貴治
ライン4車の番手回りを生かせるか
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橋本強
四国3番手でもチャンスはある。差せば記念初優勝だ
決勝戦は四国4車で結束

 1月21日(木)から行われている松山競輪開設71周年記念『金亀杯争覇戦』は3日目までの日程を無事に終了。激戦を勝ち抜いたベストナインが出揃い24日(日)に決勝戦が行われる。2年連続3度目の地元記念に参戦中の松本貴治(111期・愛媛)は同期の門田凌を巧みにリードして決勝一番乗り。初めて地元記念決勝の舞台にこぎつけた。S班の郡司浩平(99期・神奈川)、松浦悠士(98期・広島)も人気に応えて勝ち上がり頂点を争う。決勝戦の並びは以下の通りに決まった。

 ⑥島川将貴-④松本貴治-①橋本強-⑧渡部哲男
 
 ②郡司浩平-⑤東口善朋
 
 ③松浦悠士-⑦坂口晃輔
 
 ⑨渡邉一成

 島川将貴以外は初日特選メンバーが勝ち上がった決勝戦。S級S班の松浦、郡司は手強いが、地元記念初優出を決めた松本貴治にとっては千載一遇のチャンスだ。門田凌(愛媛・111期)の番手回りで準決勝を勝ち上がると、決勝戦は島川を先頭に結束する四国4車の番手回りとなった。
 「今までは準決勝にも行けてなかったけど、初めて地元記念の決勝に乗れたので、明日も頑張りたい。(状態は)3日間、変わりないけど、そんなに悪くはないので」

 四国3番手を回る橋本強(愛媛・89期)も勝てば記念初優勝。「(2日目までは来る前の練習の感じより悪いと話していたが)セッティングを修正して、ここに入る前の練習の感覚が出てきました。準決勝は感触がめっちゃ良かった」と、日に日に上向いている実感はあるだけに、松本が番手まくりなら逆転があるか。

音無剛記者

2021年1月23日 17時30分

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