第46回 ビックリ仰天の身体検査 2019年1月5日
第65回生の二次試験は学科と面接、身体検査だったと思います。先ずは学科。猛勉強したので自信はありました。難関は面接です。子供の頃から悪い事をしていなくても、悪い人間という印象を持たれていました。面接ではかなりマイナスだと思い、丸坊主で挑みました。面接の勉強もしっかりしました。とにかく面接官の方に良い印象を与えようと必死でした。背筋を張り!歩く時に緊張して手と足が一緒に動かない様に(笑)。終始笑顔で眼を輝かせて自分の夢や希望を語りました。
面接もしっかりやりきり、あとは身体検査。俺は高卒現役でしたが、中には浪人して何度も受験しているベテランの先輩もいました。ビックリしたのはお尻の検査です。診察台に横になり、医務の先生にケツメド(関東ではお尻の穴)に指を入れられて360度回されるのです!中にはギャーと叫ぶ人、痛くてのたうち回る人、アッア?ア?とか言う人、反応は十人十色です!みんな大爆笑で順番を待っていても自分の番が近づくと大人しくなり、緊張を隠せない男達の姿が笑えました。毎回この検査が嫌で嫌で仕方がないベテランの先輩は、乗り越え方を思いついたそうです。それはオロナイン軟膏をたっぷりとメドに塗っておく!ヌルっと痛みなく終わる様です。現役高卒組は「なるほど?先輩!流石ですね」と褒めていたら先輩はオロナイン軟膏を差し出し、得意げに「良かったら使うか!?」と貸してくれたのです。俺達は「ありがとうございます」とその先輩から貸りて塗りたくりました。