小原丈一郎選手青森Ｓ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　北日本のホープとして、昨年７月にデビューして１年。ここまで順調に出世街道を歩んでいる。６月の地元青森ミッドナイトで完全優勝。４月の豊橋ナイター、小倉ミッドナイトに続く３場所連続の完全優勝でＳ級特別昇級を決めた。115期では６人目となるＳ級レーサーとなった。
　「Ｓ級点を取るのがいっぱいだと思っていたんですが、６連勝できて、その勢いのまま特進できました。青森の決勝は緊張して脚が動かなかったんですが、なんとか勝つことができました。７車立ての開催も多くて、恵まれましたね。同期でＳ級に上がったなかでは自分が一番、弱いと思っています」
　Ｓ級初戦は６月の地元Ｇ３シリーズ。結果は３８２２着で勝ち星こそ挙げられなかったが、３度の確定板入りを果たした。
　「初日、２日目は先行したけど、ペース配分とかもそうだし、このままでは勝てないっていうのがよく分かりました。まくりも展開次第。１歩目、２歩目のスピードが足りないですね。今回の４日間は本当にいい経験になりました。Ｓ級ではやっぱり脚が劣っている。もっといろいろ経験して、勉強もしていかないといけない」
　21歳の若武者にとっては一戦一戦が明日への糧となる。さらに上を目指すため練習環境を変える決断もした。
　「これからは八戸の競技場の近くのアパートを借りたので、そっちで本格的に練習しようと思ってます。嵯峨昇喜郎や坂本周作さん、周輝さんなど自力の強い選手がたくさんいるので、そこでもまれて強くなりたいです。地道に脚力を上げていけるように頑張ります」
　将来的には特別戦線で活躍が期待できる逸材。今後の成長が楽しみだ。

2020年6月20日更新

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