松本京太選手静岡Ａ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　積極的な競走が目立つ静岡期待のルーキー、松本京太。本格デビュー初戦となった６月の伊東初日では、地元で人気を集めるも５着に終わり予選敗退。その悔しさを糧にして、現在は徹底先行を貫いている。
　「（本格デビュー戦は）思ったよりヨコの動きがすごくて、ブロックを何回ももらってしまった。変な引き方をしてしまったことも原因だし、突っ張り方もまだまだ。今でも苦い思い出です。でも、そのおかげで、誘導と車間を空けて突っ張ったりできるようになったし、自分の中でいい経験になったと思う」
　デビュー戦での反省を生かし、その後は積極策で着実に力を付けて、８月の函館では初Ｖを果たした。
　「最近は冷静に立ち回れるようになってきて、レースの流れにも慣れてきた。普段から師匠（岡村潤）にしっかり周りを見ることとバンクの使い方は指導してもらっている。まだまだだけど少しずつは周りを見れてきたし、函館は冷静に判断して力を出し切って優勝することができた」
　これからの課題も明確。弱点克服へ向けて肉体改造を図る。
　「トップスピードがなくてスピードに乗るまでも時間がかかってしまう。そのためにも今は、食事制限などで体を引き締めるようにしている。食べ過ぎてしまうタイプなので、食べても太らない物を選んだりして、節制するようにしています」
　同県の偉大な先輩の活躍も刺激になり、松本の闘志に火をつける。
　「深谷（知広）さんが共同通信社杯を獲って、本当に格好いいと思った。普段から一緒に練習させてもらっているし、深谷さんが考えた練習メニューをやらせてもらっている。自分も早く上に上がって、（Ｓ級で）Ｆ１戦、Ｇ３と活躍できるようになりたいけど、まずは今できることをやっていきます。特進は結果としてできたらいいけど、今はあまり意識していない。しっかり自力で結果を残して、レース内容も大事にしていきたい」
　積極性は123期の中でも指折りの存在。まだまだ伸び代も十分で、今後の成長に注目だ。

2023年9月25日更新

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