森田一郎選手埼玉Ｓ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　10月京王閣記念シリーズの最終日に一発勝負で行われたルーキーシリーズプラスを森田一郎が制した。森田は８月当所から怒とうの18連勝を飾り、チャレンジ、Ａ級１、２班戦を一気に駆け抜けて、125期のＳ級一番乗りを果たした。
　「Ｓ級に一番早く上がったんで、負けたくはないです」と、格上を意識して結果につなげた。
　レースは赤板で森田を小堀敢太が押さえて、流していたところを野村賢が積極策。最終ホームから踏み込んだ阿部英斗を追いかけた森田が、その上をまくった。
　「今日はＳ級とは違い勝ちにこだわるレースをした。（レースは）内に包まれたのは予想外でした。想定外ではあったけど、臨機応変にいけたかな。（最終４コーナー付近の）外併走は慣れてきました。同門の森田優弥さんや山口多聞君と強い選手がいて先輩たちに追いつけるように」
　今はナショナルチームに所属して拠点は伊豆。競輪選手を志したキッカケをこう言う。
　「（自転車は）高校１年からやり始めました。乗り物が好きで速い乗り物が自転車だった感じです。自転車競技を８年間やってたんで、自分の未来にこの先、選手っていうのはあるんだろうなと思っていました。（自分の脚質は）地脚だとは思っているがまだわからなくて、自分の競走スタイルを見つけたいです」Ｓ級初場所の10月岸和田は１着。準決は後方に置かれて、まくり不発に終わった。
　「準決でつまずいた。Ｓ級は流れも早いし、順番が来たら行かないと、隙がない感じです。（今は）一戦一戦が、成長につながってます」
　ナショナルチームで脚力アップに励む森田には、日本を代表する機動型になり得る素質がある。

2024年11月9日更新

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