川越宏臣選手東京Ａ級３班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　小学４年生から24、25歳まで陸上競技の走り幅跳びをやっていたという川越宏臣。自転車未経験のまま養成所を適性試験で合格。180㎝と恵まれた体格と身体能力を生かして、７月に地元、京王閣で本デビュー果たした。
　「養成所も適性で入ってもっと苦戦するかなと思ったけど、なんだかんだ卒業できた。卒業してからもあんまり自信なくて、今期みんな強かったし、本デビューしてからそんなひどいことになってないんで、意外となじめてるかなと。今のところは」
　京王閣から４場所連続で決勝進出も、次の西武園では優出を逃した。
　「（同期の）中石（湊）と走るのが３回目だったんですけど、またかよと思いました。前回（豊橋）は予選から当てられちゃって、自分はスピードを生かすけど、中石はスピードも長い距離もいけるから、どうやっても中石のレースになるんです。優勝はそんなしたいっていうのはなくて。流れが来た時にできたらと思ってます。自分はレースの展開をつくるのが下手で、先輩にも自分で苦しいレースにしてるって言われたり、行くべきところで行けてなかったりする。あとは単純に長い距離が苦手なんで、踏めるようになるのが課題です」
　養成所でも持久系が課題だったようで、デビューしてからもその壁にぶち当たっている。
　「長い距離の練習をしてます。インターバル系のトレーニング、ウエートトレーニングも欠かさないようにしてます。あとはワットバイク、パワーマックスもやってます」
　持久力を克服して目標は、今期Ｓ級の師匠の内田玄希と一緒に走ることだと声を弾ませる。
　「Ｇ１とかまだそこまでビジョンが見えていない。師匠が現役でいる間に１回はどこかで一緒に走り、ありがとうと言ってもらえるようになりたい。自分の力がどこまで成長していくかわからないし、上の方まで目指していくのは間違いないけど。（年齢的にも）遅めのデビューなんで、仲良くしてる同期は21、22歳が多い。自分は同期より早めに番手の選手になっていくと思うので、自分が自力でガツガツいく間に（内田）玄希さんを連れて逃げ切るなり、玄希さんが勝つレースをしたい」
　師匠がいるＳ級の舞台で風を切り、師匠の勝ち星に貢献する走りで恩返しをしたい。

2024年8月31日更新

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