松浦悠士選手 プロフィール

松浦悠士選手の基本情報

ycm
  • 指数

    95
  • パワー
    ランク

    6
  • マツウラユウジ 松浦 悠士

    登録地 広島

    年齢 33歳

  • 期別 98期

    登録番号 014681

    戦法 自在

    調子

  • 今期級班 S級S班

    前期級班 S級S班

    次期級班 S級S班

  • 直近4カ月得点 117.84

    今期得点 117.84

    前期得点 117.44

  • 練習地 広島

    生年月日 1990年11月21日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン101実績59デンジャ21差し脚85ダッシュ81機動力66

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ20ダッシュT40追込タイプ73

松浦 悠士選手 スポット・インタビュー

すべてを乗り越えて年末へ

松浦 悠士

松浦 悠士

 寬仁親王牌の最終日、松浦悠士の中で昨日の準決がフラッシュバックする。
 「昨日(3日目)の敗戦から立ち直れてない。自分に腹が立って、腑に落ちない部分がある。力負けとは違う悔しさがある。あれが競輪なんだって言われれば、そうなんだけど…」
 7着の準決。松浦は太田竜馬の番手。後方にはなった太田だが、スピードに乗せてまくりで前団に迫る。主導権を握っていた渡邉一成の後位には別線の平原康多が入り、太田に合わせて番手まくり。最終3コーナー過ぎに平原がブロック。外に弾かれた太田のあおりをもろに受けた松浦は万事休す。一瞬にして勝負権を失った。
 「ここだって思ったところで、外を踏んだ瞬間に大きな不利を受けた。1着が見えているところで…。なんで外にいたんだって、後悔するのがすごく大きい。昨日は状態はすごく良かったんで、待ってから内でもアタマまでいける余裕があった。それだけにすごく悔しい。決勝戦が目前だったというか、あとは内踏むか、外を踏むかだけだった」
 審議対象にもなった平原だったが、セーフ判定で決勝に進みタイトルを奪取。明暗が分かれた。悔しさをあらわにする松浦は、さらにこう続ける。
 「(自分より前の準決で清水)裕友が飛んで、自分のことのように悔しくて、自分も飛んでもっと悔しかった。悪い部分をずっと引きずっちゃうところがあるんですよね」
 すでにグランプリ出場を決めて、賞金ランクでは2位の郡司浩平に5千万円以上の差をつけている。賞金ランクトップをひた走っているものの、松浦に慢心はない。
 「獲得賞金では日本一かもしれないけど、強さっていう部分では圧倒的に負けている。やっぱり僕のなかでは脇本(雄太)さんが日本一だと思っている」
 腰痛により欠場を強いられた脇本が不在の寬仁親王牌。そのなかで結果を残さないといけないという使命感もあっただろう。が、終わってみれば消化不良のシリーズだった。
 「現状ではあんまり大きなことは言えないけど。いいことも悪いことも乗り越えて、年末(のグランプリ)を迎えられたら。スカッとした走りができれば、(気持ちを)切り替えられる」
 清水とともに防府記念(10月31日から)から、ラストG1の競輪祭へ。競走でたまったうっ憤は、競走でしか晴らせない。

2021年10月27日 更新

前で結果を

松浦 悠士

松浦 悠士

 決してサプライズなんかじゃない。ダービー初日特選、準決フリーパスの「ゴールデンレーサー賞」進出をかけた大事な一戦、松浦悠士が中四国タッグで同期、原田研太朗の前を買って出た。
 「僕が前で。(原田)研太朗が前の方がっていう(周りの)反対意見があるのもわかってる。それを結果で見せたい。(原田には)わりとすんなり任せるって言ってもらえました」
 昨年は念願の記念Vを地元で飾り、F1と合わせて5度の優勝。賞金を積み重ねてダービー特選のキップを手に入れた。
 「去年からここの特選が目標だったし、広島記念も獲れた」
 今年に入り2月の全日本選抜でG1ファイナルの舞台を経験すると、ウィナーズカップでも優出。今年は2度のビッグで、ともに決勝にコマを進めている。近況の3場所は、11走して7勝、2着3回と着外はわずかに一度だけ。その充実ぶりは、誰の目にも明らかだ。
 「本当に力がついてきたんだと。いままでは(最終)ホームで詰まっても行けなかったのが行けてる。それにジャンで出ても、そのまま駆けてもいいって思える。自分で行ける距離が長くなってる。それでこれだけ1着が取れてるんで気持ちが全然違う」
 脇本雄太を先頭に強力な布陣の近畿勢を相手に、松浦の立ち回りが問われる。
 「もし脇本さんがひとりで行ってしまったら、(原田と自分で)2、3着に入れるように。吉澤(純平)さんにすんなり駆けられてもまずい。33バンクなんでうまく走らないと」
 タイトルをグッと引き寄せるためにも、ここは一歩も引けない。

2019年4月30日 更新

昨年後半から大ブレイク

松浦 悠士

松浦 悠士

 昨年1月にS級に返り咲いた松浦。それから1年間で大きな飛躍を遂げた。5月の和歌山を皮切りにS級優勝3回。今年に入っても快進撃は止まらない。1月和歌山で記念初優出。優勝争いを演じた。
 「ギア規制が自分に合っていましたね。昨年の5月から練習方法を変えて、それから成績が一気に上がった。具体的には競走の5日前に長い距離を乗り込んで、次の日はしっかり休む。3日前からショートダッシュという練習のローテーションをきっちり守っている。それが合っていたみたいです」
 機動型の手薄な中国地区にあって戦法をきっちり確立している。今年1月からはS級1班。ファンの注目度も急上昇中だ。
 「脚が上がってきて、自分のレーススタイルが見えてきました。タテ含みの自在。位置取りをしてからのまくり差し。先行というカードを持てればいいんですけど、それにはまだ脚が追い付いてないですね」
 3月の名古屋ダービーは落着。ほろ苦いG1デビューとなってしまった。
 「連日、一番人気に支持されたのは驚きました。でも結果を出せずにファンの方に申しわけなかったです。もうちょっと戦えるかと思ったんですが…。でも、初日にまくれなかった川村(晃司)さんは決勝で2着ですから。あとは仕掛けるタイミングとか、強い自力選手が相手のときにどうするか。タテで勝負にならないときはハコにいくとか考えないとダメですね」
 課題をひとつひとつクリアした先に、明るい未来が待っている。己の信じた道を貫き、頂点を目指して突っ走る。
 「まずはケガをしっかり治して。4月の川崎記念からの復帰を考えてます。最近、思うのはとにかくいいレースをしたい。周りの選手から松浦みたいになりたいって言われるような選手になりたいですね。4月には静岡ダービーもあるし、今度はしっかり結果を残せるように」

2019年1月18日 更新

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