武田豊樹の弟子で１０１期の在校１位、スター候補の呼び声の高い2小原小原の評価はマチマチ。デビューから９連勝を期待していれば物足りなさを感じるのも無理はない。だが、チャレンジ戦は予選（２着）のようにライン戦が簡単に崩れることが多く、強いが故に不利な展開になることも少なくない。レースの内容を見れば加速力などは周囲と比較すると圧倒的に上であり、トップスピードも非凡だ。
　このレースに関しては、調子の良い4稲葉稲葉が先手を取ると考えていい。2小原小原を相手にまくりが通用するとは思っていないし、まくられても後ろ（7丸丸－3永田永田）は離れている確率はかなり高い。今の状態ならば、（2小原小原にまくられて）第２先行になっても、立て直す余力はあるだろう。