自力同士のＶ争い

　初日特選を逃げ切り、準決勝は１１秒４の快速まくりで制した1及川のデキが光る。地元地区でライン４車となり、優勝する条件はそろっている。人気を集めることは間違いなく、客観的に見れば疑いのない本命だ。
　1及川を無理に外す必要はないが、追走の3小原－7亀井－4浦崎がそのまま続くかは微妙なところだ。アメリカンフットボール出身で力感ある先行をする9中井、ダッシュには絶対の自信を誇る5横山とまくり強烈な2中川の茨栃タッグの抵抗もかなり激しい。1及川が後方から巻き返す流れになると５０歳の3小原は踏み遅れる可能性がありそうで、自力同士を中心とした３連単ボックス車券にした。