チャンス到来菅原晃

　中村浩士が準決勝で1根田に離れてしまい、決勝での師弟タッグとはならなかった地元勢。バンベルトーヘンも最終４角で落車し、外国人選手も3ボティシャーだけとなった。3ボティシャーが評判に違わぬ強さで、初日は外併走からまくり、準決勝ではカマシ先行で２着に踏ん張った。強さのみならず、日本の競輪向きを随所でアピールしており、ハイパワーの1根田も簡単には戦えないだろう、というのが自然な読み。ましてや細切れ戦となった。ならば、タテにヨコに俊敏に動ける9菅原にも十分チャンスはあるだろう。準決勝は鋭いまくりで２着以下を大きく引き離した。ここは俊敏に好位置をキープして、最後はＶ争いに加わってくるか。