萩原孝が連続Ｖか

　準決勝でも連係した9近藤と再度タッグを組む2萩原が、今度は交して決着を付ける。
そうなると前回別府に続きの連続Ｖとなる。
　言葉は悪いが、後方に置かれることの多い9近藤が、初日の反省を生かして、準決勝では追い上げて、見事に中団をキープ。それができたのは短走路は「前へ前へ攻めなければ勝機がない」と実感したからこそだ。　

　その心意気で9近藤は決勝も臨むことであろうし、４角ハコは2萩原が回っている可能性が高いはずだ。
もちろん、動ける３車で並ぶ九州勢は強敵だ。中でも、九州の番手を回る1八谷は実に動き軽快で、それなのに7田中に任せるとなると、自然と7田中にもプレッシャーがかかるというもの。

　オールスター直後の開催とあって大物たちが不在のシリーズ。そこで決勝に乗れた９名は、誰もがワンチャンスと、闘志をむき出しＶにを狙ってくるだろうが…。やはり先頭で戦う選手は脚を消耗するので、7田中を使う1八谷－5松岡でシビアに出る流れも考慮すると、力の３人ボックスは押さえる必要がありそうだ。