単騎でも怖い野原雅

　稲垣裕之が優参に失敗したが、そんなことを感じさせないほどの好メンバーが揃った。地元勢の前で6楠木が積極的に駆けそう。ただ南関の先頭を回る4根田や、3牛山に任された8小原も先行意欲は高いはず。序盤からハイペースでのバトルになるのは必至で、追込陣も消耗を強いられそう。
　注目は9野原。チャレンジ戦以来の単騎戦となったが、連日の動きは迫力十分。先行する必要のないここは、別線が脚力消耗している隙を突いて、スピード良くまくる。Ｇ１級の選手が多くいるだけに、２着のケースも考慮する必要もあるだろう。