力ある才迫勇に◎

　大敗を重ねたままで前期のＳ級を終えた7才迫。今期もその悪い流れを引きずっているのか、ギア規制を大きなプラス材料に変えることができずに、降級のＡ級で４場所を消化した。４場所で優出１回は、本来の力からすると物足りない数字なのは明らかだ。ただ救いは特選スタートだった２場所前の佐世保を除くと、予選をすべて連対でクリアしている点だろう。四国コンビが固めて４車のラインになれば、7才迫にとっては大きなアドバンテージが生まれる。ペースを握って、最後は番手の9日浅とゴール勝負に持ち込もう。