好調の両者で決着

　好調選手が揃って激戦の決勝になった。強力な援軍を得た9中井が積極性を発揮してレースを引っ張るとみたが、準決は番手と連結が外れて後位に別線の機動型が嵌る窮地で末を欠き、初日も末が甘かっただけに、好調選手揃う決勝は厳しいと判断。また準決で長い距離を踏んで別線を封じた1山田も動きは良いが、直近の決勝では後一歩届かないイメージ。
　準決も本命に推した8佐方と3坂本を狙ってみたい。準決は落車もありハコ展開巡ってきた8佐方だが、しっかり勝ち切っており、予選で清水裕友（１０５期）を撃破したのはブラフでない事を証明したといえよう。現に番手の4別所は離れ気味の追走だっただけに、それが強さを物語っている。
　一方、準決では遅めの仕掛けにはなったものの、しっかりまくり切って後続を千切っての快勝。２日目１番時計のおまけ付きで、仕上がり申し分ない3坂本も決勝は単騎ながらチャンスあるとみた。２人のまくり合戦に期待して、決勝も好配当を狙う。今回は手広く”カンチャン”も狙ってみる。