齋藤明の差し

北勢がライン４車に。先頭の7磯島、この年齢ならば、やはり「競輪道」としては、素直に後ろを競らせないようにブンブンと仕掛けていくはずだ。
埼京勢は9西村が「動きたくない、できれば2小泉さんへ行きたい」と1高瀬へ伝えたことで別線になった。2小泉、1高瀬、4高田は隙あらばスルスルと内から追い上げて行ったりと、ヨコもやるタイプだが、逆に細切れになってしまったことで、誰もが誰かをアテにして、7磯島の番手がもつれる展開を待ってしまうのではないかと。
いろいろと述べたが、3齋藤が前検日に、松阪記念のテレビ中継をみながら「もう一度、S級に行きたいんだよね」といった熱い眼差しと、「１人で練習していて、加減がわからないので、実戦で調整に入るタイプ。だがら、どうしても初日の成績は良くはないけど、日毎にあがっていくから！」その言葉を信じたくなった。