東北作戦で及川裕

　二次予選は飯山泰行が打鐘からハイペースで先行。番手絶好の流れとなった6及川だが、中団まくりの岡田征陽を止め切れず、３着に入るのが精いっぱいだった。
　「飯山君のおかげですね。前ですごい頑張ってくれました。岡田さんがすんなり中団だったし、早めに来られてしまった。（バックの）直線で来られたし、ちょっとスピードが違いました。もうちょっと番手の仕事をしたかったですね」
　準決勝は東北勢３車で結束。9菅田、2齋藤の宮城コンビの間を割って番手を回る。
　「2齋藤さんに譲ってもらえたので、番手にいかせてもらいます。この位置は責任重大ですね。9菅田君との連係はＳ級に上がったばかりの頃に何度かあったと思います。持ち味を出してくくればチャンスはありそうですね」
　昨年５月別府以来となる２度目の記念優出へ、集中力を研ぎ澄ませて走り抜く。