小林則の逆襲！

　フレームチェンジでガラリ一変がありそうな、1小林のまくりから入る。小原太樹に前を委ねた一次予選では、小原がインに包まれていると見るやまくりを敢行。力の違いで外を突き抜けるかに思われたが、結果は伸びを欠いて不発の７着。意外な結末に1小林も苦笑い。
　「外を乗り越えなきゃいけない展開なんですけど、伸びないんですよね。なんで伸びないんだろうって。もうさすがにフレームのせいにしました」と、うらめしそうにフレームをにらんだ。
　「（前々回の）平塚の２日目から新車にしたんですよ。練習での感じがすごく良くて、いつか（実戦で）結果が出るだろうって思ったけど。もうそこから６走してダメなんで、（２日目から）フレームを元に戻します。自分の調子とかは練習でもすごくいいんで、２日目こそはね」
　競走得点でも断然のここは人気にもなるが、それに応えられるだけの理由がある1小林から。