仕切り直しの桐山敬

　二次予選は同県の和田真久留と長い話し合いの末に、ゲタを預けた3桐山。結果的には後輩のケレン味たっぷりの走りに足元をすくわれて７着に沈んだ。ここは南関ひとりで気兼ねなく戦うことができるメンバー構成。3桐山が気持ちをスイッチする。
　「もう一回（３日目から）きっちりと勝ち上がって最終日に向かいたいですね。もう（７月の寛仁親王牌の）落車の怪我も心配ないですよ。それは（決勝に進出した）オールスターを見てもらえばわかると思います」
　二次予選に続いて再度タッグを組む福井コンビ。1野原が勢い良く飛び出していけば、3桐山が細切れ戦をソツなく立ち回って好ポジションを確保。まくり、追い込みで抜け出そう。相手の本線に5松浦を取るが、位置取りがバッティングすると２人にとって大きなマイナスに…。