勢いは加速！！

　Ｓ班戦士の存在感はもちろんだが、今シリーズは復調を遂げた4近藤の存在感が一際目立つ。「地元で最後の大きい舞台」と集中力を研ぎ澄ます1渡邉を背にＳ班退治へ名乗り出る。
　「初日の逃げ切りが自信になっていますね」とまくりを好む4近藤だが先手有利な静岡バンクに対応するべく初日に圧巻の逃げ切りを披露。上がりタイムも上々で、ライバルに嫌なイメージを植えつけたことは間違いない。２次予戦は目標の山中秀将が不発となり絶体絶命の９番手から豪快にまくって連勝と、表情は自信に満ち溢れている。「渡邉さんと決められるように。先行でもまくりでも巧くタイミングを逃さないように仕掛けたい」と力強くコメントした。
　対照的に7稲垣は優秀戦で先行するも平原康多にまくられ「修正が必要」と課題を掲げており不安も。9新田はもちろんどんな展開でも怖い存在だが、玉野の優秀戦で9新田のまくりを許さずに逃げ切っている4近藤が果敢に攻めれば「仕上がっていると思います」と話す1渡邉が懸命にブロックして南関決着を目指す。