今度こそ！！

　〝三度目の正直で〟茨城コンビが決める。
　8吉田と7武田の連係は今年のいわき平記念の準決が初めてで、その時は8吉田が強引に先手取りを狙うも、7武田が別線に弾かれてしまいラインは空中分解。結果的に7武田は決勝への切符を逃した。２度目の連係は名古屋の高松宮記念杯の準決で7武田は8吉田の番手でジカで競り込まれ落車してまたも連係失敗と、両者ともに今度こその思いは強い。「優秀戦は切り替え切り替えで脚を使ってしまったから。でも悪くないと思います。（1神山）拓弥とも話して準決は8吉田君に頑張ってもらいます」と多くを語らなかった武田だが短い言葉の中にも強い気持ちが込められている。
　先頭を走る8吉田も気持ちを引き締める。「２予はまくりになってしまったけど感触は悪くないと思うので。落車明けで多少不安はあったけど、直前の練習の感じやタイムは落車する前より良いので。しっかりと自分のレースをして勝ち上がれるように」と内容と結果を求めて果敢に攻める。