自然体の古性優が◎

　昨年から開催されている単発競走の災害復興支援レースが最終日に行われ、細切れ４分戦の様相。「ダービーの初日特選のボーダー上で、賞金を加算したい」と話す1近藤は組み立てが慎重になりそうで、「メンバーを見た時から自力戦になるだろうなと思ったし、その準備はしっかりしてきた」と話す4竹村が7菅田に前を任されて、腹をくくって先行しそう。そこで狙ってみたいのが「ダービーの賞金（初日特選の選考ボーダー付近）は特に気にしていないし、変に意識してしまうのもよくない。年末年始も休まずに練習をしてきた。いつも通り自分のレースをして結果が付いてくればいい」と自然体で臨む古性優作を狙ってみたい。昨年末は地元で初の記念制覇を成し遂げて、最高の締めくくりをして充実一途。近藤の組み立てが慎重ならば、好位確保は十分。あとは別線の巻き返しに合せて渾身のまくりを決めて、充実振りを披露する。追走する6神開は近況不調で、踏み出しで不覚も十分あり連下は別線で。切れ味鋭い9大塚と足場を得た7菅田、結果追及の1近藤の逆転にも一考を。