豪快にまくる

　「負けられない」と力強くコメントをするのは「今年はＧ１のタイトルを」と明確な目標を掲げる1郡司。単発レースだから気を緩めることなく、しっかりと人気に応える。「勝たないといけないレースでしっかり勝ち切れる選手にならないとですから。勢いある２人が相手だけど、こういうところでしっかりやっつけます」と挑戦を退ける。
　「相手は強いし挑戦者として積極的に仕掛けたい」と話す3横山と「結果は後からついてくると思うので、今は力を付ける時期だと思う」と意気込む7石塚で主導権争いになれば1郡司がひとまくり。しかし番手の5加藤が「あっせんしない処置だった１月に乗り込み過ぎて腰痛が出てしまった」と不安を口にしており1郡司の加速に遅れを取りそうで、決め脚が戻りつつある2市田が7石塚をリードから強襲。
　不気味なのは「単騎で戦う」とコメントしている9稲吉だが、近畿ラインを追っていれば２着に突っ込むことも可能か。