• 立川競輪場F1シリーズ6/23〜6/25

SV FⅠ 立川 06/25

猛スピードで突っ込んだ渡部幸

渡部幸訓

渡部幸訓

 最終バックを最後方で通過した渡部幸訓が、直線でコースを縫うように伸びてS級2V目を飾った。
 初手は、前受けに竹山陵太-渡部の北日本コンビ。3番手は高橋築で、その後位は山下渡と武田憲祐で競り。山下の後ろに真崎新太郎が続き、山中秀将-成清貴之-近藤保の千葉トリオが後ろ攻めで周回を重ねる。
 赤板手前から山中が上昇。1センターで竹山を押さえてハナに立つ。千葉勢に乗った高橋は2コーナーから一気に仕掛けると、打鐘から先行態勢に入る。高橋の番手の攻防は内の武田が競り勝って、山下は最終1センターから4番手に後退。中団で脚を溜めた山中は2コーナーから反撃に出るが、高橋のカカリが良く、武田の絶好の展開で4コーナーを回る。しかし、最後方の渡部は2センターから竹山の内のコースに進路を取り、直線で武田と山中の間のコースを鋭く伸びて、バンクレコードタイの10秒6で突き抜けた。逃げ粘った地元の高橋が2着で、3着に武田が入った。

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