• 岐阜新聞・岐阜放送杯11/5〜11/7

SV FⅠ 岐阜 11/07

吉田敏が約1年半ぶりのV

吉田敏洋

吉田敏洋

 今年は落車続きだった吉田敏洋が、単騎で細切れ戦を制した。初手は、小川真太郎、野田源一、吉田、渡邉雄太-岡村潤、野原雅也-南修二、宿口陽一-河野通孝で周回を重ねる。
 後ろ攻めから動いてハナに立った宿口を、打鐘手前で野原が押さえて主導権。すかさずその上を渡邉が押さえようとしたが、野原に合わされてしまい結局3番手に降りる。宿口と吉田は5番手で併走になり、最終1センターで外の吉田が宿口からブロックを受けたが、上手く立て直すと、バックから仕掛けた南関勢を追いかけるように宿口の前にまで追い上げる。仕掛けた渡邉は南の強烈なけん制で車は出ず、渡邉マークの岡村が南の内をすくって直線へ。その様子を冷静に見た吉田は、2センターから渡邉の外のコースを踏み込むと、直線で鋭く伸びて、昨年3月名古屋記念以来の優勝を果たした。ゴール手前で岡村と野田が落車。逃げ粘った野原が2着に入り、落車を避けた小川が3着に突っ込んだ。

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