ピックアップ GⅠ 函館 08/12

眞杉匠
ドリーム5着、シャイニングスター賞9着の眞杉匠は、準決で先行策に出たものの、まさかのシンガリに沈んだ。
「正直、シリーズを通して思うレースはできなかった。昨日(準決)も展開は絶好なのに思うように掛からなくて弱かった。(オールスター前の)合宿の感じは良かったんで、オールスターを楽しみに練習をやってきた。ドリームはファン投票で選んでもらえたから走れるのに、なにもせずに、シャイニングスター賞、準決も9着、9着だった。それを踏まえて今日は考えながら行こうと思っていたけど、(鈴木玄人に)差されていますし、まだまだです」
同じ6日制でも特選、一次予選とも、4走目が決勝になる日本選手権。ポイント制の予選を経て5走を要する高松宮記念杯、競輪祭。そのどちらとも違い、シリーズ中の勝ち上がりによって、4走か5走になる今年のオールスターは、改革一発目とあって選手のコンディショニングの難しさがあったのかもしれない。ただ、この変化に対応できるのも、超一流としての資質。来年以降を注視したい。