山田久が総合力リード

山田久徳
強敵ぞろいのシリーズとなったが、小倉競輪祭のファイナリストの山田久徳が本命のシリーズだ。全日本選抜でも2連対。初日に前を任せた三谷竜が不発となる展開の中、バックで自らまくり上げて2着に入るなど、脚色の良さが光った。3日目は外を伸びた岩本俊に先着を許したものの、ハイスピードの中釜章のまくりを差し切っている。近況は番手戦が増えているが、タテ脚も生かして器用に戦える強みがある。ここはまた同郷の谷内健太との連係がありそうで、叶えば11月小田原記念の一次予選以来となる。その時は山田が1着となるも、谷内は末を欠いて5着だったが、谷内は順調に力を付けてきているだけに今回はワンツーを目指していきたい。
中部勢は層の厚さがあって対抗格。期待の若手の岩井芯は今期からS級に挑戦しているが、初戦の1月和歌山記念でいきなり2勝を挙げ、2月防府であっさりとS級初優勝を決めてみせた。そして、3月大垣記念では、準決勝まで勝ち上がって、志田龍、山口拳を決勝戦に導く走りを見せた。今回も谷口遼平や地元の纐纈洸翔といった実力者の前で気っ風の良い走りを見せれば、中部勢に流れが一気に向きそうだ。
小川真太郎はペナルティーで4か月間のブランクがあるものの、徐々にレース勘が戻れば、十分に戦える。持ち前のセンスの良い組み立てで、片岡迪之とタッグを組んで強敵に対抗したいところだ。









