GⅠ連続Vの古性優作

古性優作

犬伏湧也

嘉永泰斗
期替わり最初の記念開催で、2班にはフレッシュな選手の名前も多く見られて楽しみだが、Ⅴ争いは古性優作、郡司浩平、嘉永泰斗のS班勢、地元エースの犬伏湧也や松浦悠士らの中四国勢を軸に繰り広げられる。本命は古性だ。年頭はまだ本調子に戻し切れずに苦しむ場面もあったが、全日本選抜着の準Ⅴから噛み合ってきて以降は上昇一途。念願のダービー初制覇、そして今年も地元で開催された高松宮記念杯では22着と3度目の制覇を達成と、GⅠ連続優勝を成し遂げた。今シリーズは前後の近畿の援軍が手薄で、ロンリーバトルを強いられる可能性もあるが、古性は問題にしないだろう。誰も真似できない捌き、流れでロングスパートも辞さない自力攻撃で格の違いを見せ付ける。
地元エースの犬伏は高松宮記念杯を12着。西準決では単騎で最終ホーム最後方からまくり、脇本雄太、嘉永、別線だった松浦らをまとめて撃破と会心のレースを披露した。石原颯や西田優大ら同地区の機動型が勝ち上がってくれば番手のレースも考えられそうだが、好感触も自信もつかんだ自力戦を基本に2年ぶり2回目の地元記念Ⅴを目指す。松浦はこの大会のディフェンディングチャンピオンの西田、5月函館記念で完全優勝したときの立役者になった犬伏と好目標がそろう一戦に自ずと力が入る。高松宮記念杯は西準決3着で決勝進出は叶わなかったが、町田太我が目標不発の展開から直線一気に突き抜けた西二次予選の伸びは素晴らしかった。勝機が巡れば逃さない。
嘉永の高松宮記念杯は211着。西準決で南修二に強引にキメにこられる不利をリカバリーし切れずで決勝進出は逃したが、シリーズを通して動きに鋭さがあってデキは間違いなく良い。仕掛けるタイミングを逃さなければ結果を出せる状態で、古性や犬伏や松浦が相手でもⅤ候補として絶対に外せないところ。
郡司も高松宮記念杯は決勝に乗ってS班の貫禄を示した。ただ、本人も認めていたように全体的にピリッとしたところがなく本当にギリギリの優参という感じだったし、決勝での落車で擦過傷を負っているので評価を割り引いた方がいいかも。メンバー的に自力で攻めていって和田健太郎らと決めたいが果たして。
関東は鈴木竜士、坂井洋が2枚看板。鈴木は高松宮記念杯で東一次予選2を苦しい態勢から突き抜けて1着、東二次予選も南関ライン3番手をさばいて2着で準決まで駒を進めた。最終日にはアクシデントもあったが、心配するほどの状況ではなさそう。同じく高松宮記念杯で準決まで駒を進め、自力自在にⅤ争いに加わる脚がある坂井の前を回って強気のレースを組み立てていく。














